アンコール!!!

【オンライン・アカデミー】フランスから生中継!オンライン・パリツアー~辻仁成と歩くパリ 第2回~華麗なるヴェルサイユを巡る<9月21日(月・祝)>
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投稿者:最強真弓アントワネット
参加日:2020/09/21
お疲れ様でした。
日本語ペラペラのガイドさんが良かった。しゃべりが速いのですが、滑口が良いのでしっかり聴きとれました。
限られた時間でより多くの情報を得るために早口で話して欲しい、ゆっくりしゃべって時間がかかることを無駄と思う私にはピッタリでした。
しかし、お年寄りにはもっとゆっくりでないと聴き取れないかもですね。
ベルサイユの専門用語も、ベルサイユを良く知っている私にはすぐに意味が分かりますが、ベルサイユについての予備知識が乏しいかたには、速い口調での専門用語でピーンとこないままの人もいるかもしれませんね。

月曜日は休館日なので、貸切でゆっくりと観れて、良かったですね。
雑音の無い静かな空間で、ひとつひとつの部屋をじっくりと見せながら、じっくり解説、とても良かったです。

王の寝室の豪華さも伝わりました。

王妃の寝室の可憐さも伝わりました。
特に、王妃の寝室に、一見するとそと気付かない扉があり、王の寝室に通じていて、革命で民衆がなだれ込んできた時にそのドアから脱出し、間一髪、という話をしてくれたことが嬉しかったです。
あと、怒る民衆が集まり、騒然とする中、国王がバルコニーから出られ、民衆にご挨拶された話も聞けて良かった。

鏡の間の窓から、美しく広大な庭園を、遠くまで見られ、敷地の広大さも伝わりました。
庭園の中には、マリー・アントワネットが羽根を休める場であるトリアノン宮があり、そこまで歩くと20分かかってしまうが一見の価値あり、という話も良かったです。とても分かりやすかったです。
マリー・アントワネットがそこに逃げ込む理由として、宮殿で常に大勢に見られながらの生活がとても窮屈で、トリアノン宮でプライベートな時間が欲しかったから、ということも、解説でうまく説明されていたので良かった。

メインである鏡の間も、しっかりと映されて、全体~天井~いくつものシャンデリア、そして、実は徳川の鎧が描かれていることも見せてくれたこととても良かった。
次にベルサイユへ行ったら、皆、徳川の鎧を探すでしょうね。

修復作業が見れたことも良かった。白のペンキ、金箔を塗っているところ、予想になかった裏方作業を見られて良かった。

入口から入って、ゆっくりと、ひとつひとつの部屋を案内して、そして鏡の間へ。
皆の期待を裏切らない、とても良い構成だったと思います。

お天気も良く、ジャンデリアに電気が灯されて明るく、鏡に映し出されて更に明るく、美しい鏡の間が綺麗に映っていました。
この時代に高価だった鏡の説明や、何故毎晩舞踏会をしていたのか?それは江戸時代の参勤交代同様、貴族にお金を使わせて力を弱めるため等々、フランス公認ガイドならではのウンチクはとても面白く、ベルサイユに4度行っている私でもとても楽しめました。

たった1時間では足りない、もっと見たい、もっと聞きたい、あっという間の1時間でした。

今回のオンラインツアー、素晴らしい企画で、発案のしげちゃん、辻さん、皆さまのおかげでとても楽しむことが出来ました。ありがとうございました。

今後も第3弾、第4弾~と、続けて欲しいと願っています。

名古屋杉藤真弓