『クリスマスのシャンゼリゼで新たな発見!』

【オンライン・アカデミー/ONYVA!】クリスマスのシャンゼリゼ大通り*録画販売中(視聴期限は1/27まで)
★★★★★
投稿者:コスモス
参加日:2022/12/17
国王ルイ16世が処刑された革命広場、コンコルド広場からナポレオンが凱旋するのを夢見て作らせたものの自らは通ることが叶わなかった凱旋門までの2キロの道を散歩するツアーは、もうシャンゼリゼは歩き飽きたと思っていた私のような者にも、フランス革命という動乱の前後の歴史を思い起こす時間へと誘われ、クリスマスの華やかな装いのシャンゼリゼとはまた違った、フランスの歴史の流れを感じさせてくれる道でもあることを教えてくれました。

シャンゼリゼの意味が“亡くなった英雄たちが行く楽園”とは面白いですね。
ルイ17世が作って「楽園を作ったから、遊びにおいでよ」と言われて、当時の特権階級の人々は出かけて行ったのでしょうね。中村さんの語り口がなんとも楽しいです。

ツアー終点の凱旋門には第一次世界大戦で亡くなった無名戦士を覚える火が灯されていることに人の命の繋がり、永遠性を感じました。今戦禍の中にいる方々を思いクリスマスの意味を考える時にこそ相応しいツアーだと思いました。

華やかに輝くシャンゼリゼ大通りを散歩するのはとっても楽しいですね。ゲランの香水とナポレオン、マカロンの美味しいお話、モノプリの地下にある秘密などなど。いつまでも歩いていたい素敵な遊歩道でした。
慌てて歩き出すその前に、ぜひこの楽しいガイドと素晴らしい映像とさらに新たな発見もあるこの豊かなツアーをご覧になることをお勧めします。
心の中にいくつものシャンゼリゼの姿がきっと見えてくると思います。