催行会社のツアーターミナルでの集合でお願いしましたが、連絡されたチェックインタイムよりも微妙に遅れて迎えに来るのは他の方も記載されているとおりです。ツアーターミナルに行っても、私のほか誰もおらず、間違っていないか不安でしたが、建物内の窓口係員にバウチャーを見せたところ「Yes. Please have a seat.」とのことだったので、座って待っていましたところ、男性がドアから入ってきて私のファミリーネームを呼んだので、返事をして、ついていきました。

ホテルを回って参加者を迎えに行っているようで、アテネの慢性的交通渋滞を考えると、時間が前後するのはやむを得ないでしょう。

バス車内は、6月中旬に参加した私の場合は、暑くもなく寒くもなくでした。ただしバスにはWiFiや電源、トイレはありません。あまり混雑してなく、1人での参加でしたが2席独占できました。

ランチは午後2時半近くになるため、朝ご飯をしっかり食べておいたほうが良いでしょう。あるいは行きのカフェでケーキっぽいお菓子かカットされたメロン？（写真）やスイカを買って食べるなどしましょう。
バスの車内は飲水はOKですが食べ物はダメだとのことです（ただ、なんか食べている参加者はいましたが・・・）。

私の場合のガイドさんはゆっくりとしたわかりやすい英語で話してくれたので、英語のリスニング力がそんなになくてもついていけます。
ただし、「オイディプスの悲劇」(ただしガイドさんが話す英語の中ではエディプスに近い発音)など、デルフォイに関する神話を予習していくと聞き取れなくても、「あのことを言っているんだな」というのはわかりやすいです。

デルフォイ遺跡では、アポロン神殿の前までガイドさんと一緒に行った後、自由行動となります。40分間程度の自由行動のあと、デルフォイ博物館をガイドさんと一緒に回ってから、ランチとなります。
デルフォイ遺跡は階段状の部分が結構あるので、歩きやすい靴で行くべきです。あと、デルフォイ遺跡は標高が高い場所にあるようですが、それでも6月でも結構暑いです。
デルフォイ遺跡には古代スタジアム Ancient stadiumがありますが、これは2024年6月現在閉鎖されているようです。詳細は不明です。

この1日間のツアーと、おそらくメテオラにも行く？2日間のツアーで一緒に集合、上記自由行動の後で別れる感じとなる仕組みで、そのことについてはガイドさんが複数回、念を入れて説明してくれますが、1日ツアーと2日ツアーそれぞれの集合時間や集合場所を説明するわけなので、英語が全くわからないと大変厳しいです。

ランチも、1人での参加だと相席が必至です。4人テーブルで3人家族連れと一緒とかはなかなか困ったことになります。これについては、英語がうまくなかったり、良くない相席の組み合わせになった場合は、誠に残念ながら、旅の恥は掻き捨て、とするしかありません。最初は「どこ出身？」から始まり、私の場合は今回アテネの他に回ってきたところなど話をしました。(私の旅程を話したら、カナダから来たと言う夫婦にはbusy tripだと言われました(笑))

ランチは分量はまぁまぁでした。ただし、パン、前菜、メイン、デザートとありましたが、メインが3メニューからの選択制で、これもウェイターが口頭で英語で説明してくれるだけ（紙のメニュー、写真などは無い）なため、英語が全くわからないと詰みます。
1,2回聞き返すぐらいなら別に怒られません。
ドリンクメニューのみが卓上にあり、これは頼んだ場合は自分で支払います。カード可だったと思います。

帰り、アテネに着いたときには、降車場所はいくつかの候補の中から選べます。シンタグマ広場、モナスティラキなどに降ろしてもらえ、19時少し前だったので、他に博物館など寄りたい場合は候補を考えておくとギリギリ回れるかもしれません。

記載がありませんが、デルフォイ博物館のチケット代が当然、ツアー料金に含まれています。チケットは遺跡と博物館で共通のため、失くさないようにしましょう。

行き、帰りとも途中でトイレ休憩としてカフェに寄るので、暑い時期は、行きで水を持ってなければ買うべきでしょう。
デルフォイ博物館は、小さいリュックくらいなら背負ったまま入れます。

全体的には良いツアーだと思います。集合時間が前後するのと、英語だけなのが欠点ですが、これはそういうものだと思います。
ガイドさんは親切で、私が集合場所を確認したときにもちゃんと教えてくれました。