ブラームスホール

ウィーン・モーツァルト・オーケストラ&ディナー ウィーン楽友協会またはウィーン国立歌劇場<4月~10月>
★★★☆☆
投稿者:りぃこ
参加日:2013/05/22
楽友協会はレストランから環状線を渡って少し歩いたところ。外観も内装も素敵。内装の写真を撮る人たちと並ぶ人たちでごったがえしてしていました。クロークもあります。日本の企業の名が連なるプレートもありました。
中で入場の際に先にCDのテーブルで引換券を見せてCD受け取り、そしてその先でチケットを見せて中へ。さらにそのすぐ先でわずかですがグッズ販売もしてました。一番安いチケットだったので自分は二階のほとんど一番後ろ。女性スタッフがそれぞれ案内ポイントに立っていて、正面奥のエレベーターに案内され二階へ。ここでも予想していましたが同じプランの同じランクの方と席が隣でした。

口コミを聞いていたので覚悟はしていましたが、他の客の服装はラフだし、席は間違えるは、演奏中にビニールをガサガサするは、立って壁に寄りかかって見るは、とても相応しい行動ではありません。そして覚悟していた通り、演奏者はほとんど見えません。指揮者も女性演奏者もみんなモーツァルトの格好です。衣装はそれぞれ違います。ちなみに街中の呼び込みの人も同じ格好でたくさんいましたが、彼らは演奏者ではないそうです。

スタッフに尋ねると、写真は演奏中は駄目だそうです。逆に、開いている席に移動可能と聞いて、同じ二階のステージ真上の席に休憩中に移動しました。全く見えませんが音は近いし演奏前後でステージを覗き込めます。本当は黄金の間が良かったのですがこの日はブラームスホール。それでも美しい内装の写真をたくさん撮りました。休憩時間はシャンパンなど飲めるようです。

英語のCD解説にはそれなりの演奏者とオペラ歌手と書いてあり、ソロ演奏と歌は納得しました。すべて知っている曲ではなかったのですが、有名な曲は客のリアクションも大きかったです。お決まりのアンコールではモーツァルト関係なく、ウィーンならではの曲で手拍子とともに盛り上がりました。歌手の衣装、鳥かごの演出も良かったです。

そのまま帰るのがもったいなくて、オペラ座裏、ザッハーを回り込んだところにあるカフェ・モーツァルトに寄って帰りました。CDはその直前に滞在したチェコでドン・ジョバンニの人形劇を見ていたので、わかる曲も多く入っていて、無料でいただけて良かったです。

コストパフォーマンスですが、客のマナーと、ステージがちゃんと見えていれば言うことはないですね。
楽友協会
一階天井
二階席
柱
天井
ステージ