朝はハイキングなど他のツアー参加者も一緒にタモンの北から南までピックアップしてもらいオフィスへ。行く途中に時々ざっと雨が降ることもあったのですがツアー中はほぼ青空でラッキーでした。また送迎の運転が丁寧で安心だったのも好印象です。
オフィスに着いてからは日本語で説明を受けたり書類にサイン。スナックセットを受け取りヒップバッグとマリンシューズを貸していただきました。着替えなどツアー中に不要な荷物はロッカーに預けました。サドルの高さ調整の後は簡単にギアチェンジのやり方などを教えてもらい駐車場で少し練習。ママチャリにしか乗ったことがなく、運動神経に自信がない私もまぁまぁ何とか乗れました。
準備ができたら車にバイクを積んで出発！この日は私達だけがバイクツアーの参加者で先導してくれた明るい女性ガイドさんとツアー中カメラマンにもなってくれるジョーク好きな男性ドライバーさんを独占しちゃいました。30分ほどボロボロな道を含めて車で進んだあとライディングスタート！絶景ポイント付近までは未舗装の道で緩やかな上りもあり、穴や砂利も多くちょっと大変でした。絶景ポイントで海を眺めたらいよいよヒルダウン！カーブでちょっと怖くなるほどスピードがでました。でも濃い緑のジャングルに縁取られた青い青い海を横目に駆け下りるのは爽快で思わず声を上げてしまうほど。下まで降りたら今度はジャングルの細道を木の根などにつんのめりそうになりながらバイクで通り抜けました。蝶の多い季節だったようで、数えきれない数の蝶が休んでいる木陰が印象的でした。バイクを再び車に積んでもらったらリティディアンビーチへ！最近はクローズになっていることも多いと聞いていたのですがこの日は運良く訪れることができました。ビーチに着いたときはほとんど他に人がいない状態でとても静かで、白い砂浜と透明な海がただ広がる世界に一瞬どうしていいかわからないような気持ちに。ほんの少し潜るとすぐに魚とご対面でき、シュノーケリングもほぼ初だったのですがあっという間に夢中になってしまいました。ガイドさんも子供の頃にも来ていて、特別に思い出に残っているビーチだと話されていてまたいつか訪れたい場所になりました。
ガイドさんと運転手さんは道中日本語単語も交えながら色々話していただきそれもまた楽しかったです。闘鶏農場の台に並んだ鶏に驚いたり、たくさんのカラフルなバス停はスクールバスの為であること、チャモルの言葉、グアムの生き物のこと、グアムはガイド二人のアイデンティティであるチャモルをはじめ、スペインやアメリカだけでなくフィリピンや日本など様々の人々と文化がミックスされてきたこと、おすすめのハンバーガーレストランや好きな音楽の話と、もっと自分に英語力があったらより深く話せたのにということが悔やまれます。
オフィスに戻ったあとはトイレで着替えなどをしているうちに、撮影していただいた写真からスライドショーが作成されていて簡単な上映会がありました。ポップコーンもいただけます。動画は上映のみですが元の写真データは購入できます。私たちはスマホに入れてもらおうとしたのですがうまく接続できず結局CD($30)にしました。
なお水については車にクーラーボックスごと積んでくれていたので喉が乾いたときに冷たい水が補給できました。スナックは少しでも軽くした方がよいかとオフィスに置いてきてしまったのですがビーチ等でちょっとつまめるように持ってきてもよかったかもです。またビーチに着替える場所はないので海に入ったあとはタオルで軽く拭いたままで車に乗り込みました。帰り道でちょっと冷えてしまったので、大きいタオルを自分たちでももっと用意しておけばよかったな思いました。その他で気になったのは途中の道路状態がなかなかに悪いところがある、ということでしょうか。レンタカー等でリティディアンビーチに行くのが大変な理由はこの道路状態のせいかと納得です。一部整備工事が入っていたので何年か後には改善するのでしょうか？オーバーツーリズム状態になって今の美しさが保たれなくなるのは嫌ですが、もう少し状態のよい道路になってほしいなと思いました。全体としてはグアムの海と森を満喫できる、素敵な楽しいツアーでした！またいつか参加したいです！