家族３人でお初の海アクティビティスポットに足を踏み入れました。
宿泊するWestin Resort Hotelから時速40km程度のスピードで約20分、現地到着
ホテルに隣接するリゾートピーチと打って変わって、プライベートピーチのような風景が広がり、親切なスタッフに出迎えられて、3人とも思わず「ここいいね」と、口から興奮気味の小言を発してしまいました。
グアムのピーチを立つため、出発の前に入念に用意したマリンシューズ３人分、何と全部ホテルに忘れてしまい、この大失態を嘆こうとしたところ、「大丈夫だよ」と横から親切な声が掛けられながら、オーナーの女性の方は3人分のマリンシューズを持って来てくれて、もちろん、無料です！
多少に落ち込んでいた気分は一気に高揚して、その勢いで旦那と娘はエメラルド色の海に走り込んで行きました。
複数種類のアクティビティをどれにするかは完全に自由です。原則、先着順と案内されますが、種類が豊富でほとんど待つことはありませんでした。
バナナボート乗ろうと、ファーストチャレンジを決め、娘、奥さん、旦那の順でそれぞれの位置に乗船！ところで、バナナボートと言ってもバナナの形は皆無で、まるでロケットのような外見しか見えません。「これはかなりのスピードが出るわよ」と、何となく予想しました。
右側に若い20代女の子の３人組も乗船して、ロープで繋がれている先頭のジェットスキーから「Are you ready? Here we go！」と聞こえた瞬間、水吹雪の中、突進そのものでした！ギャーギャーと、歓声なのか悲鳴なのか、全員は奇声を上げながら、数十キロ平方メートルの広大な海域に駆け巡り、ロケットのようなバナナボートを満喫しました。
大人より大興奮してきた８歳の娘は、このロケットバナナよりも激しいジェットスキーに乗りたいと言い出して、私には操縦できる自信はなく、旦那に頼みました。別なジェットスキーに乗っているスタッフに引率されて、親子2人は後発のジェットスキーを跨いで白い軌道を描きながらエメラルド色の中に溶けて行きました。旦那の話では、海のど真ん中であの８歳の娘はアクセルを全開にして、完全なボートレース状態で勇敢にジェットスキーを操縦しました。しかも、「アメリカは自由だ〜」まで叫んでいたそうです。
日本では何だかんだすぐ注意されて自分たちの想定通りに行かず、これこそなかなか考えられない体験だと、今までもこれからも思っています。そして、娘は満面な笑顔で綺麗なカーブをして、岸辺に戻ってきた途端、「もう一回乗りたい」とはしゃいでいました。乗ってもいいですが、順番待ちにしましょう、と私は思わず言いました。しかし横からスタッフの声が耳元に届いて、「ジェットスキーはたくさんあるこら、好きなように乗っていいですよ！」
えーー！アメリカは自由だー！私もそう思いました
午前中はあっという間に過ぎて、昼食は何とBBQのスペアリブが提供されて、家族３人とも黙々と一心不乱に完食しました。
午後、初体験のウェーブボードに挑戦‍、なかなか海面に立てない中、経過時間ではなく自身が諦めるまでスタッフが親切にサポートしてもらいました。でも、やっぱり難しく体力は水の抵抗に奪われて、海に降参せざるを得ませんでした。
翌日、両腕には幸せな筋肉痛が走り、いつかはリベンジしたいと誓いました。
他にもバランス系のカヤック、スピード系の３人乗りキッズボード、ビジュアル系のシュノーケリング、思いついた水上アクティビティはここ一箇所で堪能することができました。
午後３時半過ぎ、体力の限界に達しつつ、ホテル戻りの準備を整えてシャトルバスに乗り込み、気付けば娘はぐっすりと隣席で寝ていました。
最後、一つだけアドバイスしておきたいことがあります。
ピーチ上に紫外線は想像より遥かに強く、旦那は油断して小まめにクリームを塗ることは疎かにして、ホテルに戻った頃、露出していた皮膚は鮮やかな真っ赤になって、娘から「パパは蒸された蟹さんみたいです」と笑われました。

日本人のスタックさま、アメリカ人のスタックさま、いろいろおもてなししていただき、ありがとうございました♪きっと一生の大切な思い出になります。