人生で一回くらいスカイダイビングしてみたいと思って、インストラクターのハンディカメラ付きのプラン、送迎付きで予約しました。

当日、ピックアップに指定されたホテルから大体1時間くらいで、目的地に到着します。その日の同じ時間に予約した別の方々と乗り合いでした。運転手の方が時々全員に向けて話しかけてくれます。

到着したら、最初にアイパッドで、基本情報の登録作業をします。一番最初のページのIDを入力する欄には、ベルトラで予約した場合は、バウチャーのconfarmationの下7桁を入力すればよかったです。バウチャーに"ID"と記載がないのでややわかりづらかったです。

アイパッドでの登録を終えたらカウンターへ向かいます。その時は日本語が話せる方がカウンターにいらしゃってスムーズに対応いただけました。カウンターでは基本情報の確認、追加パッケージの勧誘、パスポートの提示を求められるぐらいです。最後にQRコードが印刷された搭乗チケットをくれます。

カウンターでの登録後、スカイダイビングの準備に入ります。ここからは、その日の状況によって飛ぶまでの時間が人によって変わってくると思います。
私は一緒の車に乗ってきたメンバーの中では一番早く呼ばれました。インストラクターと対面して軽く挨拶をして準備に入ります。ハーネスを装着した後、ジャンプする前と落下中に、どういう体勢を取ればいいか身振り手振りを交えてわかりやすく教えてくれます。ちなみに事前講習は以上です。

インストラクターとともにセスナへ向かいます。私以外に4〜5組くらいいました。セスナの中ではインストラクターが背中に密着した状態で飛ぶ順番に並んで座ります。かなりギチギチです。だんだんと高度が上がっていって雲の上まで到達します。

飛び出すポイントに到着すると、扉を開けて、次々にジャンプを開始します。怖がる余裕すらほぼないと思います。そのくらいどんどん飛び立ちます。

個人的に落下中の感覚は遊園地のアトラクションのフリーフォールとは全く異なるものでした。内臓が持っていれるような気持ちの悪い感覚はなくて、高速で移動してるバイクに乗って風を切っている感覚に近かったです。ただ、とんでもなく速いです。

ゴーグルをかなりきつめにつけるので、落下中でも景色を楽しむことができました。また、インストラクターの方が時々、カメラを顔に向けてくれたり、手でこんな形してみてみたいなことを求めてきてくれます。

パラシュートが開いた後はゆっくりと浮遊して地面まで降ります。私の場合はここが地獄でした。落下中は全く気持ち悪くなりませんでしたが、パラシュートを開いてから急に気分か悪くなりました。おそらくですが落下中に興奮して騒いだり、景色見たり、インストラクターと戯れた結果、呼吸が十分でなく酸欠に近い状態になったのだと思います。
気分が悪い事をインストラクターにすぐ伝えると、後どのくらいで地上につくとか、深呼吸をするようにと優しくアドバイスをくれました。本当にありがたかったです。地面に付いてからは安心して呼吸が整ったからか、すぐに回復し、インストラクターと話したり、器具を片付けることができました。

地上到着後に、スカイダイビングの証明書(兼絵本)、ステッカー、ボールペンをいただけました。このときにチップ用の封筒ももらえます。金額は他の方もかいてますが10〜30ドルくらいです。封筒にはチェック欄があって、運営団体へのチップか、一緒に飛んでくれたインストラクターへのチップかを選ぶことができました。

帰りの車も行きとほぼ同じメンバーでした、ほぼというのは飛ぶタイミングが遅い方が、次のタイミングの送迎に割り当てられたためと思います。プランが違ったり、人数が多かったりするとこういう事があるのかもしれません。ちなみに送迎の運転は、道が悪いのとスピード結構出すため、揺れます。スカイダイビングのこともあるので酔い止め飲んでおいたほうがいいです。送迎の車にはドライバーにチップ渡してね、みたいな張り紙がしてあります。私は妻と2人で乗っていき、行き帰り合計で20ドル渡しました。ドライバーの方は、だいぶ喜ばれていました。

プランの写真と、ビデオは終了してから2、3時間後に登録したメアドに届きました。Gメールだとプロモーションの方に入ってました。

ややアクシデントはあったものの、とても貴重な体験ができました。もしこれから行かれる方は、とてもあたりまえのことなんですが、落下中もちゃんと呼吸することを意識してみてください。パラシュートの滑空中も素晴らしい景色を楽しめるとおもいます。