これぞ秘境!五感で感じる奥房総・・定番、秘境なんでもござれ、同じ志向の者同士で、希望コースへのアレンジが絶品、オススメです。

日帰り広域ネイチャーガイド 千葉県最後の秘境奥房総をマイクロバスでご案内!<4~5時間/君津市>by 亀山温泉
★★★★★
投稿者:NOBO
参加日:2024/06/09
6月初旬に参加。心配された雨もなく、絶好のツアー日和となりました。
集合場所に現れ出でたるは、この道20年以上の熟練ガイドさん。
むむ?!出発前に当方の旅行経験から日常の過ごし方、興味の対象まで、やけに踏み込んだヒアリングだぞ・・?
この入念なプロファイリングのナゾはやがて解き明かされることに。

最初に向かったのは三石山展望広場。
おっとガイドさん、いきなり薄手のTシャツ1枚に!
説明によれば、同広場は房総半島のちょうどおヘソに位置し、山を越えてくる北風と、海を渡ってくる南風の両方を肌で感じることができるとのこと。
当日は確かに暖かくも微かに潮の香を感じる南風。

広場に向かう道中も、山椒の木を始め、目にする木々、鳥・虫に関するウンチクの数々には目からウロコでした。

その足で三石山観音寺に。ここでも単独で訪れていたら決して気付かないであろう見所とプチ歴史を披露いただき、満足指数はいや増すばかり。

ここで昼食休憩。連れていっていただいたのは、地元食材をふんだんに使った料理をふるまう、知る人ぞ知る「山もも」さん。
いやー、美味しいのなんのって、リピートしようにもなかなか来れない場所でもあるので、その分おみやげをたんまり買い込みました。

昼食後にあらためて希望コースを尋ねられ、定番の能溝の滝と、ガイドさんが最近発見され、ご本人しか知らない底なし池?含む三島ダム近辺の散策をリクエスト。

能溝の滝ではエビなど水生生物、ホタルの生態含めた丁寧な説明をいただき、三島ダムでは、事前に「スリリングですよ」と聞かされていた通り、思わず足がすくむ&歩を進めるのが憚られる、夜は決して一人では来たくはないようなスポットをここぞとばかり巡っていただきました。

また集合場所の亀山温泉ホテルに送り届けていただいたところで、ガイドさんの素性(同ホテルのご重役にして、地元のアクティビティを手広くこなされている)を明かされたところで解散。

冒頭のプロファイリングについて、「初の奥房総なので最低限の定番スポットをおさえつつ、ガイドブックに載っていないような場所にも何箇所か連れていってください」に見事に応えていただき、大満足のツアーとなりました。

この日は参加がたまたま私と連れの二人だけだったこと、プロファイリング時に、各地各国の秘境を二人でよく巡ることを伝えたことも大きく、これぞカスタムメイドのツアーにしていただけました。

聞けば参加者のリクエスト次第で、もう少し軽めの秘境や、普通にマザー牧場などド定番に連れて行くこともあるとのこと。
引き出し無限と言っても過言ではないかと思います。

出発時から薄めのTシャツに着替えられたのも、きっと私たちならそっち系の人種だろうとの読みに基づいたとのこと、ド定番先に行く時や真面目そうなど参加者の雰囲気次第では、普通に襟付きのガイドシャツで回られるとのことで、変幻自在ここに極まれりといったところです。

まとめると、なるべく同じ志向の方同士での参加で、出発前のプロファイリングには素直に答え、細かく希望を伝えることで、望んだツアーに仕上がること請け合いです。
①ホテル部屋から望む亀山湖
②三石山展望広場に上がる道中の山椒の木
③三石山展望広場からの眺望
④三石山観音寺の門をくぐった先にあの金メダリスト寄贈の石碑が!
⑤三石山の由来
⑥山ももさんウマすぎ
⑦濃溝の瀧だぁ~
⑧あれが底なし池・・
⑨トンネルの先に控えしは!
⑩三島ダム湖畔に鎮座するナゾの祠