世界一の高さを誇るバージュカリファ、さすが148階からの景観は素晴らしく、せっかくなのでAt the Top SKYをお勧めしたい。

At the Top SKYであればソファもあるため、サンセット前から夜景までの待ち時間も、特に苦もなく過ごすことができた。混雑時は降りるように言われるという話もあったが、周囲を見ても特に降りるように促されているゲストは見かけなかったので、ついつい長居してしまった。こればかりは、状況によるのかもしれないので、ご注意を。
なお、展望階にもトイレあり。（世界一高い場所のトイレかも？）

また、At the Top SKYであれば、優先的に往路・復路のエレベーターに乗れるので、貴重な旅行時間の節約にもなり、結果的にはコスパは良いと感じる。なお、124階から乗ることになる復路のエレベーターの優先乗り場は混雑していると分かりにくい場所にあるので、普通のエレベーターの列に並ばないよう注意されたい。当然提示を求められるので降りるまでSKYのチケットはなくさないよう。
あと、復路のエレベーターは、たまたまかもしれないが、中心部の隠れたところを通るような形になり、バージュカリファ居住区の裏側や、世界一高い場所のレストランの裏側を垣間見ることができた。普通のエレベーターに乗っていないので定かではないが、これはSKYだけの特権かもしれない。


さて、以上のようにバージュカリファそのものは最高であったが、このプランのチケット受け取りシステム・体制については、少し疑問を覚えるところがあり、今後参加される方のためにも、その体験を記しておきたい。

まず、前提として、「備考・その他」欄に記載があるように、このプランでバージュカリファに行くには、Orient Tours発行のバウチャーを現地ホテルで受け取る必要がある。
予約日の前日の17時までにFAXで届くとのことであったが、予約日前日15時頃に私たちがホテルに戻った時には部屋にバウチャーが届いていなかった。慣れない英語ながら、ホテルのスタッフにも確認したが、「知らない」「受け取ってない」と、やはりバウチャーの到着は確認できず。

では、どうしたものか。
確かに17時まであと2時間の間にバウチャーが届く可能性はある。だが、注意事項には「バウチャーの到着が確認できない場合は、ご参加前日の17:00までにバウチャーに記載の催行会社連絡先にお問い合わせください。」ともあるのだ。17時までに届かなかったからと電話しても、ルール上は厳密にはもう時間切れである。

そして、旅行中というのは、えてして予定をみっちり組んでいるものだ。私たちも15時過ぎにはデザートサファリへ出発しなくてはならなかった。これではバウチャーが到着するかどうか確認できるのは夜になってしまう。

仕方ないので、15時過ぎではあったが、確認のためOrient Toursに電話することとした。日本語対応と書いてあり安心して、サファリに向かう車内で、自前の携帯から電話をかけたが、ここからが試練であった。

"Japanese speaker, please?" "Wait a minutes."のやり取りから10分間保留状態が続く。

あのぉ、いや、ちょっと、こちとら海外現地通話料金なんだけども・・・。

あまりにも長いのでもう一度かけなおす。同じやり取りで、また待つこと10分保留状態。

もう無理・・・。

日本語をあきらめ、もう一度かけなおし、必死で英語のやりとり説明すること5分。ようやく「送ったはずなんだけど、もっかいホテルに送ってみる」との回答を得た。

結果として、ちゃんとバウチャーは夜には届いていたので良かったが、当然ドッと疲れたのは言うまでもない。

もはや真相はわからないが、私たちのケースは、私たちの英語力不足や、ホテル側の確認不足が原因であった可能性もあり、Orient Toursに非はなかったのかもしれない。
だが、やはり届く時間と問い合わせ時間の矛盾を解消するため、少なくともバウチャーは前日の午前中には届くなどというように定めておかないと、問い合わせるタイミングがないことになってしまう。
また、日本語スタッフが対応中だったなどで仕方なかったのかもしれないが、海外で保留状態で長時間待たされるのは、旅行者としては大変辛いものがある。この電話代だけで、数千円かかってしまった。折り返しかけ直すなど、もう少し対応策はあったのではないだろうか。

以上、私たちの体験談が、今後参加される方の参考や、ツアーのサービスの向上につながれば幸いである。

少し苦労話も記したが、At the Top SKYはドバイ行くなら、是非オススメだ。