忘れがたいハプニング

クラシカルな豪華列車「ロボス・レイル」3泊4日 <プレトリア発~ケープタウン着>
★★★★★
投稿者:ケープペンギン
参加日:2022/10/21
車上での3泊4日を思い出すと、もう少し長くこのツアーを体験したかったという思いが湧いて、今でも胸がキュンとなります。ワニとダチョウの肉など、地の物を大事にしたディナーも最高でしたが、何といっても、世界中から来ている乗客の皆さんとの触れ合いが印象に残っています。
最後尾に連結されている展望車では、ニュージーランドから来ている年配の女性と、北島の温泉談議に花が咲きました。また、ディナーでたまたま隣り合わせたテーブルの乗客とも会話を楽しみました。私が確認したところ、車内のほとんどのエアコンがパナソニック製で、リモコンを手にして温度を「管理」しているアメリカ人の男性乗客に「このエアコンの会社の創業者は日本人です」と伝えると、私にそのリモコンを渡して、彼は「これからはあなたが温度を管理してください」。
そして極め付きは、決して忘れることがないだろうハプニング。3日目のランチの前後に、列車はちょっとおしゃれな小さな村の駅に停車していました。なかなか出発しないので、何事か、と思っていると、駅の近くのイギリス式のパブに案内されました。そこで行われていたのは、なんと、イギリス人乗客のカップルの結婚パーティだったのです(添付写真参照、左のちょっと派手な格好の二人が結婚カップルです)。彼らは3年前の同じロボス・レイルのツアーに別々に参加し、結婚することに。彼らはもっと早くこのツアーでの結婚式を計画していましたが、コロナのためにツアー自体が中断し、このタイミングになったといいます。
こんな劇的なハプニングはそうはないでしょうが、ロボス・レイルのスタッフは常に面白いハプニングを考えているように感じました。