ツアー代金一日2万円は、ケアンズ市街地のレストランの代金で考えてもそれほど高いとは思えませんでした。

このツアーが朝出発で曜日限定だったので、到着日以外選択できず、ダメもとでメールしたところ空港へ迎えにきてくださるとのこと。

運転手兼ガイドのクリスさんが満面の笑みで名前の確認と宿泊ホテルへ荷物を届けに寄ってくれるとの説明をしてくださり感謝からのスタートです。

バスに乗り込むと先客の方々が「ハーイ！」とにこやかに迎えてくれます。臆せず「ハーイ！」と返しました。もう旅の仲間です。

参加した日程では全員で15人。ピックアップ中にクリスさんから「次のマダムは、なんとこのツアーに6回目の猛者です。皆で称えましょう！」と紹介があり、車内全員で称えるとマダムは、「アイアムストーカー！」と笑いながらの乗車です。もう、楽しい予感しかありません。

市街地を抜けたら、クリスさんのジョークに笑いながらバリン湖国立公園へレストランでは、指定された席に事前メールで選択していたメニューが配られます。私達は、サーモンサンドとカフェラテ。大きなサンドウィッチは、自分で食べやすい大きさに切って食べます。

十分な量のサーモンとたっぷりのとても美味しいクリームチーズ。パンは、トーストされているので切りにくいです。おしぼりは貰えないようで、ナイフとフォークを包んでいたナフキンを皆使っていますが、ウエットティッシュは持参した方が良いと思います。

でも、本当に美味しかったので、あまり気にしないで食事を楽しんだ方が得だと思います。
きれいな湖なので、バスに乗る時クリスさんにそれを伝えると「この湖の水は、とても美しいので、食事や飲み物にその水を使っています。だからこの食事も飲み物もとても美味しいのです。」と教えてくれました。

到着早々オーストラリアの大自然の恵みを頂けて嬉しかったです。

そこからクリスさんの土地案内を聞きながらみやげ物店へ。
でも安心してください。スタッフさんから10分程お店の物の優秀さのお話しがあるだけで押し売りはありません。

説明が終わるとバックヤードに呼ばれチーズやクラッカーやカットして食べる蜂蜜の塊、マカダミアナッツなどを(ハンバーガを入れるような)紙の入れ物に好きなものを入れてバスの中で食べる。と説明を受けるのですが、ちょっとフライングしてマカダミアナッツだけは、食べてみた方が良いです。

ワサビ味もはまります。２種類の味のマカダミアナッツは、こことこのあと連れて行ってくれるフルーツを試食させてくれるお店が、その後見た市街地のどのお店よりも安かったです。
80ｇ入り約9AU＄のサワークリーム＆チャイブ味が品切れだったので、400ｇ約30 AU＄の大袋を購入。

スタッフさんから「美味しいからホテルで全部食べちゃうよ」と笑われます。
店内の棚、下の方に野鳥をチェックする手帳もあり、滞在中に沢山の種類の初めて見る鳥がいたので、この時買っておけばよかったと後悔しました。

次はランチへ。え、もうランチと驚き。綺麗なちょっと小ぶりのワンプレートが準備されており、ビールかジュースか聞いてくれます。カンガルーの串焼き、ワニの肉のパイ、クレイフィッシュ、ターキーのサラダ。どれも美味しいです。食事中、いろんな種類のワインとベイリーズをクリスさんが次から次へと量を聞きながら注いでくれます。少しずつ全種類飲みました。幸せ。
マダム方は、ベイリーズが大好きとのこと。アイスクリームに、かけるとても美味しいと教えてもらいます。
ここにアイスクリームは無いので日本でのお楽しみにします。

次は、フルーツを沢山試食させてくれるお店へ移動。木の使い捨てフォークに悪戦苦闘していると、マダムのお一人が数本添えられている普通のフォークの方が食べやすいよ。とアドバイスしてくれました。どちらを使っても良いようです。
このお店、沢山のスパイスがとてもお買い得。ヌガーのような面白いお菓子も買いました。

次は、農園の説明などのガイドをうけながら、チーズの食べ放題のカフェへ。飲みたい人は自分でグラスワインを買いに行きます。それほどチーズが美味しい。

そしてジンの蒸留所、一通り説明があった後2種類のお酒を選びます。レモンの香りの美味しいジンと豊かな香りのラムを頂きました。お酒買いたかったけどセールスに気づけず。商売っ気なさすぎ。

最後にアイスクリームのお店へ。カップに何種類ものアイスが入っています。どれも美味しい。ここが最後でそれぞれのホテルへ帰してくれます。皆で別れを惜しみます。ガイドのクリスさんを始め本当に良い人達と至福のひと時を過ごさせてもらいました。