7時20分、満面の笑みで、迎えに来てくれたドライバー兼ガイドのブリジットさん。英語がほとんど出来ない事を伝えると「大丈夫！安心して楽しんでね！」と緊張感を解きほぐしてくれ、ツアーがスタートしました。
主人と私の2人を含め参加者は全員で15人。年配カップルが多いのかな？（いや～日本人には皆熟年にみえるのかも？） その後、ブリジットさんの英語での説明をBGMがわりに、ケアンズ市内から次第に壮大な大自然へと景色が広がっていきます。澄みきった空気感を満喫。高原の緑、雲ひとつない空の青さ、牧場でのんびりしている牛達、独特な赤い土、全てが癒やし。(ただ私の頭の中では、さだまさしの歌「北の国から」のメロディーあ〜あ〜あああああ〜あ〜が流れ続けていたけど(笑))
９時25分、お腹ペコペコ状態で朝食にありつきました。私達は、エッグベネディクト＆BLT(ベーコン、レタス、トマトバーガー)を食べました。卵のトロリ感はなかったけど、ベーコンの美味しさに感激！スキニーミルク入りのラテもたっぷりの量で大満足でした。さすがオーストラリアは、エスプレッソ発祥の地だけあって、どのカフェでも高品質なコーヒーが飲めます。そんな美味しいコーヒー片手に英語がつたない私でもジェスチャーを交えながらのおしゃべりに参加することが出来ました。皆さんとってもフレンドリー！とっても和やかな雰囲気でした。
2番目のスポット「レインフォレストバウンティ」へ移動。森の中の小さな田舎道を進んでいくのは、まさにアドベンチャー!! 川のせせらぎを聞きながらのティータイムは格別です。カモミールティーと4種類のジャムを試食します。プラム(梅)ジャムが私の中ではベスト！
3番目に向かったのは、カモノハシパーク。息をひそめて、息継ぎに上がってくるカモノハシをひたすら待ちます。少し遠くでしたが、クチバシを見る事が出来ました。オーストリアにしか生息していないとってもレアな動物で、日本のどの動物園にもいないそうです。とてもラッキーでした。
さて、いよいよランチの時間です。ワニの頭のオブジェが目の前に置かれたテーブルで、オージーアニマルズと呼ばれている カンガルー肉、ワニ肉、手長海老、魚(バラマンディ?)を頂きました。どれも以外と柔らかくて美味しかったです。ワインやリキュールは飲み放題でお酒好きにはたまらないひと時の様子。パッションフルーツのワインが爽やかで美味しかった。アルコールの力もあってか皆さんの笑顔と会話はより一層弾みまくりです!
4番目の目的地は「ギャロ．デイリーランド」。4種類のチーズ、ドライフルーツ、チョコの試食が出来ます。チョコがとても美味しかったので私達は、3種類のチョコ(アーモンドトリフ、トロピカル、マカダミアスライス)と、瓶に入ってたフロランタンを買いました。どれも最高です！車にはクーラーボックスが用意されているので、沢山お土産にチョコを買っても安心です。
5番目は「ハンピー」というフルーツ屋さん。すいか、レッドパパイヤ、バナナ、ブルーベリー、パイナップルを試食！どれも美味しくてフレッシュだけど、特にスイカの甘さとシャリシャリの食感にびっくり！美味しかったな~。見た事のない珍しいフルーツを見学。ナッツも販売していて、試食のあと沢山の人がお土産にと買っていました。
6番目に向かった先は、「マウントアンクル蒸溜所」。とってもオシャレな素敵なスポットで、どこで写真をとっても映画のワンシーン！ウエディングパーティーまでできちゃうそうです。女優気分でバーカウンターをバックにたくさん写真を撮りました。店員さんからジンやウイスキーの説明を受けた後、ひとりグラス2杯の試飲がスタート。私達は英語での説明が何も分からなかったので、貧乏根性丸出しで「1番値段が高い」のと「2番目に高い」ウイスキーを選びました。外国人の方々は美味しそうに飲んでいたけれど、「水割りにしてほしい」と必死に笑顔を作りながら思っていました。今となってはアトラクションのひとつとしていい思い出になりました。
ラスト7番目は、「エメラルドクリーク」というアイスクリーム屋さん。マンゴー、キウイ、チョコ、ストロベリーのアイスを食べました。私はつぶつぶストロベリーが一番のお気に入り！ 主人はキウイがさっぱりした味で美味しいと言っていました。
これで全工程終了。皆さんとの別れを惜しみつつ、お腹だけでなく、心まで満足感いっぱいになったツアーでした。ケアンズの違った一面を発見し、色んな国の人たちと触れ合い、共にした気持ちは、何にも替えがたい素敵な宝物になりました。 英語が出来なくても、少し勇気をだして、挑戦してみてください！きっと忘れがたい旅の思い出になる事間違いなしです！