公共交通機関を使った個人旅行では不可能な効率の良さ

【デリー空港発着】インド旅行の王道・ゴールデントライアングル!3泊4日ツアー☆アグラ(タージマハル)+ジャイプール+デリー<日本語ガイド/宿泊&食事付>
★★★★☆
投稿者:mermelada
参加日:2024/05/03
ゴールデンウィークの連休に空港ピックアップ空港送りの5つ星プランにひとりで参加。ツアーは混載とありますが、大型連休期間といえども猛暑の5月は観光客に人気がないのか参加者は私一人で4日間ガイドさんとドライバーさんと3人で巡りました。

車はトヨタの小型セダン。後部座席に一人なのでさほど狭さは感じず。車内は清潔でエアコンの効きはまぁまぁ。ただし道路事情とインド流の荒っぽい交通ルールで長距離移動は快適というほどではありません。

ガイドの日本語は長音が下手くそな典型的な外国人日本語。例えば「写真撮る”ジュージカ”にします」って言われてパッと「あっ”自由時間”ね」って分かったときは問題ないが「”十字架”って何?」って引っかかると結構困る。また固有名詞は現地語または英語流発音で理解は難儀。正直日本語がもっと上手いと助かる。

ホテルは1泊目ラディソンブルホテル、2泊目ロイヤルオーキッド、3泊目ラマダプラザ。同じ5つ星でも多少の上下はあり、シャワーのお湯が弱かったり内装に傷が多かったり蛇口がガタついたりとそれぞれイマイチな点もあり。バスタブは2泊目だけありました。また、初日のラディソンは建物内部が吹き抜け構造のためか部屋に蚊が多く持参した虫除けが役立ちました。立地はどれも郊外で歩いて行けるホテルの近所にこれといった店はありませんでした。また各ホテルの朝食や3泊目の夕食はビュッフェスタイルだけどメニューはほぼカレーでそれ以外のコンチネンタルも多くがスパイス風味。カレーが口に合わない人には結構きつい。

ツアースケジュール案内と異なる点を上げていくと、まず2-4日目は観光後にお土産屋(宝石・服・大理石・絨毯・お茶)さんに連れて行かれます。ドリンクがタダで冷房が効いているので休憩にはいいが一人だったので店員のプレッシャーがきつかった。10分でお茶飲んだら正直に興味がないから帰ると言ったほうが良いでしょう。

2日目の昼食は写真付きでタンドリーチキンとあるが、私の行った店ではタンドリーチキンは無いと言われ普通のカレー。4日目のデリー昼食はカレーに飽きて中華をチョイスしたが八角の代わりにクミンを使ったようなスパイス風味。食は進まない。

2日目夕食前の占いは時間がなかったのか案内なし。夕食の古典舞踊鑑賞は食事の目の前で若い子たちがちょっと踊るだけでチップをねだられるだけの代物。

3日目現地オプションは時間に余裕がなかったのか夕日鑑賞&紅茶タイムの案内なし。ホテルに行く前にアーユルヴェーダの誘いはあり、アーユルヴェーダは以前から興味があったので街中の小さなホテル併設の施設で1時間56ドルのアーユルヴェーダを受けました。

4日目は18時観光終了でフライト出発時間が早いとデリー観光の前の空港送りと記載があり、私の飛行機は19時発のJAL30便だったので混載だったらデリー観光は省略されたのかもしれないが私一人だったのでフマーユーン廟→インド門と大統領官邸→昼食→クトゥブ・ミナール→土産物屋と回って16時過ぎに空港に送ってくれました。

あと金の話ですが、GW頃は1ドル=160円で1ルピー≒1.9円とかなりの円安。案内にあるガイド1000ルピー/日・ドライバー600ルピー/日のチップをしっかり払うとチップ代だけで1万円以上と今の日本人にはかなり厳しい。また休憩時や食事時のドリンクは別料金で外国人料金なので毎回250~300ルピーはかかる。またツアーで代金払済とはいえアンベール城塞のゾウのドライバーやインド古典舞踊のダンサーにも数百ルピーのチップも払わざるをえない。

それ以外にもホテルの荷物を運ぶボーイや観光地のトイレで(勝手に占拠して?)蛇口を開けてくれたり手を洗うとペーパータオルをくれるおじさんに数十ルピーを払うなどチップでそれなりの小銭が必要。もっともガイドやドライバーもインド人同士でもちょこちょこチップを払っていたのでそういう社会だと割り切るべきか。

書き出すといろいろと難点もあったツアーでしたが、3日間で効率よくゴールデントライアングルを巡るにはこのようなツアーが必須。今回は運良くプライベートツアーになったのである意味ラッキーで、それなりに楽しめるツアーでした。
デリーのホテルは蚊が多かった
タンドリーチキンは出ず
どれがチキンビリヤニ?
一人でこの量は多すぎ