DMZのツアーを知って申し込みをしました。
ベルトラからの予約や支払い、バウチャーに至るまでスムーズ。
当日は弘大口駅にて集合、英語圏の方も沢山いましたが、やはり日本人が多い印象。意外や子供連れのファミリーが多かったです。
ガイドは日本で職業訓練経験のある朴燦さんでした。大分の旅館でサービス業を経験しておりとてもホスピタリティに溢れていました。
さて、肝心のツアーですが、待ち合わせ場所の不安はなく、バスも大きくゆったり快適です。道中も朴さんの笑いを交えた説明で楽しめます。
英語圏の方とは分けてくれています。
夏場のこのツアーはなかなかハードで各所で汗だくになります。この辺は覚悟ください。
最初にチケット売り場での予約があるようで、ここはガイドの戦争と言っていました（笑）
臨津閣平和公園、平和の鐘や自由の橋や銃弾の跡が残る蒸気機関車、北朝鮮の紙幣を購入したりできます。是非、自由の橋は渡ってください。（有料です）烏頭山統一展望台、北朝鮮と川を挟んで最短距離では約400mの所に立つ展望台です。本当に北朝鮮の方の生活が垣間見えます。人の姿、車、学校や家…人の生活を覗いてなんなのか？とは思いましたが、この川を渡って脱北する方もまだまだ居るみたいです。つい最近もあったようで、きっと生活が苦しいのでしょう…ここまでは民間人統制区域であり個人でも来れる範囲のようです。
第3トンネル、北朝鮮が韓国に向けて地下を掘り進めた穴。このトンネルで1時間に3万人を送り込む事が可能のようで、このDMZにいくつもあるとかないとか。このエリアには100万個以上の地雷が埋められており豊かな自然が残っていました。
さて、肝心の第3トンネルは、行きは急な下り坂、そして寒い、長い下り坂の先にようやく掘り進められた横穴が、天井は外国の方にはかなり厳しい高さ、38度線の170m名も手前まで行けます！が、地下なので分かりません（笑）
そして、帰りが大変です、急な坂を登ります！制限時間もある為、体力の無い方や足の悪い方は正直無理です。途中で休憩している方も散見されました。
最後に、自由の村というDMZ内に設置された村のローカル販売所に寄りました。ここのアイスは絶品です！豆だけで作っているみたいですよ？
帰りは弘大口駅と明洞周辺で降ろしてくれます！
我々は明洞で降りて食事をしてホテルに帰りました。
朝は早く、夏場は酷暑で、第3トンネルもなかなかハードです。
今は、都羅展望台や板門店には行けないようで残念でしたが、それでも十分に満足できるツアーです。
いろいろ考える事も多く、ちょうど終戦日にあたる、韓国にとっては日本からの独立記念日、この38度線を引いたのはロシアとアメリカ。誰が悪いとかの話ではありませんが、1つの歴史として皆さんも知っていただけたらと思う日になりました。
こういった知ることが平和に繋がるのであれば良いツアーなのかな？と。
同一民族が争わなくて良い日が来ることを願います。ありがとうございました。