魅惑のMorocco⑤~Chefchaouen~
旅も終盤、マラケシュから始まったモロッコの旅は、ここChefchaouen(シェフシャウエン)で終わりを迎えた。
青の街として知られ、そこに住む人は昔ながらの生活を維持しつつ、多くの観光客を魅了し続ける。諸説あるが、ユダヤ教徒が以前この地に住んでいた事があり、ユダヤ教のカラーである青が現在も守られているようだった。メディナ(=旧市街)に入ってみれば、本当に目に入る色は青ばかり。路地、家のドアや屋根、至るところは青に塗られ、まるで海の中にいるような気持ちになる。
モロッコの街の中は迷路のようであり、注意しないとすぐに来た道を見失う。しかしここではわざと迷子になり、宝探しをするような気持ちで、今まで見たこともない一面の青の世界を何度も何度も楽しんだ。
青の世界に映える赤黄緑白の麦わら帽子を発見して、シャッターを押した。とても気に入っている写真の一つ。下の光景は隙間から光が指して、本当に海の中で太陽が反射しているようだった。海辺の街でないけれど、海に入っている気分になるのは私だけではないはず・・・🐟🐬🐳
モロッコの夏はとても蒸し暑くて日差しも強いが、ここまで青に囲まれていると、そんな暑さも気にならなくなる。
Chefchaouen、これまで訪れた街の中で最も可愛らしく、おとぎ話の舞台になりそうな不思議な街だった。