俺たちオイスターズ Vol.7 〜ライセンスコースに挑戦してみよう〜
ゴールデンウィークも終わり、楽しい時間はあっという間に過ぎるなぁと感じる今日この頃。
気持ちを切り替えて、次のお休みとなる夏休みの予定を考えてみるのはどうでしょうか。
新しい趣味が欲しい、違う方面の友人を広げたい、何かに挑戦してみたいというあなたにオススメなのはダイビングコース!
色々な団体やコース内容がありますが、ここではオープンウォーターコースと呼ばれるガイドなしに潜ることができる最初に必要な許可を得るための流れを先日ケアンズにて受けた友人の例で紹介していきます。
学科講習のはじまり(1日目)
日本からのケアンズ便は早朝着。空港からそのままダイブショップへ直行して講習開始。
登録をすませると学科講習が始まります。(今は個人で事前に学科部分を済ませてしまう方法もあります。)
緊張感ある職場で働く看護師の友人は、今回のダイビングコースでのリフレッシュを心待ちにしていたので学科講習にも身が入ります。
続いてプールでの練習(1日目〜2日目)
しっかり基本知識を身につけたらプールにてスキル練習のスタート。
器材の紹介から始まり、セッティングの仕方、使い方とゆっくりとステップアップしていきます。
今まで水中では息をこらえることが常識だったのに、プールの中で恐る恐る初めての呼吸をすると冷たい乾いた空気が肺に満たされていき、吐いた息が泡となって水中に溶け込んでいく。。。
今でも忘れることがない人生初の感覚でした。
講習中はマスクの中の水を抜く練習や呼吸器材(レギュレータ)を口から外し再びくわえ直す練習など、様々な状況に対応できるスキルをインストラクターと一緒に体験していきマスターします。
5時には終わるので、大型スーパーウールワースで朝食の材料やお土産を買ったり、ナイトマーケットを散策しつつ海沿いの通パブでビールを飲んだり。
陽気なケアンズのローカルたちに混ざって夕方のひと時を過ごすのも良い息抜きです。
2日目は筆記テストもありますのでビールはほどほどに!
いよいよ海洋実習(3日目)
プールでの講習が終わり、学科講習での最終テストに合格するといよいよ海での海洋実習です。
ボートで移動して青い海が広がる世界に潜降するとサンゴとサンゴの間にある砂地に着底です。
ウミガメが心配そうに見守る中、プールで習ったスキルの数々をインストラクターの前で披露します。
講習中は楽しいスキルだけではありません。
もしも空気がなくなってしまった時の対処方法などもインストラクターと一緒に体験していきます。
1本潜るごとに船の上で反省会も始まります。ログブックと呼ばれる記録帳に自分の潜水記録やトレーニング内容を記入しますが、やっぱり大切なのは記録より記憶!思い出に残るようにチームメイト(ダイビングではバディと呼びます)にもコメントをもらいましょう!
2本潜って海洋実習1日目は終了です。
シェフが作ってくれた美味しいディナーをバディと一緒に夕日を見ながら食べて人生なんか語り合っちゃうと、あっという間に就寝時間です。
2日目も2本トレーニングが残っているので早めにベッドに潜り込みました。
翌日も朝から実戦!(4日目)
朝一番の海は透明度も高く、魚たちもお食事時間で活発に動き回っています。
スキル練習と同時に水中を泳ぐ練習もしっかり実践します。
インストラクターの泳ぎに惚れ惚れしちゃう瞬間ですね。
4本全ての海洋実習が終わると祝!オープンウォーターコース終了です。
ログブックに全ての情報を記入して登録が完了するとダイバーとして認定されます。
ダイバーになりました!!
写真付きのライセンスが手元に届くには少し時間がかかりますが、テンポラリーカードをもらえるからコース終了後すぐにバディと一緒に水中遊泳へ!
コース始めに心配そうに見ていてくれたウミガメとも一緒に泳げちゃいます。
しっかり空気の残量やバディとのコンタクトを忘れずに安全に潜れました。
あっという間の4日間のコースでしたが、新しいことに挑戦した達成感と新たな友達との繋がり、そして生涯の趣味としてダイバーになれた喜びなど、これまでにない感覚を味わい子供のような素敵な笑顔になりました。
次のお休みにあなたにも体験して欲しいと思います。
【取材協力】Divers Den
PADIオープンウォーター ライセンス取得コース グレートバリアリーフ<4~5日間(船上1~2泊)>by ディープシーダイバーズデン | ケアンズの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)
グレートバリアリーフでダイバーデビュー!1泊2日または2泊3日の船上泊をしながら、PADIオープンウォーターライセンス(Cカード)を取得するコースです。講習は全て日本語。海洋実習はノーマンリーフなど手つかずの姿が残るポイントで実施します。