故宮博物院鑑賞

【貸切】故宮博物院 日本語ガイド付き見学ツアー ガイドを独占!贅沢なチャータープラン 金品茶楼の小籠包ランチ付き<午前/日本語ガイド/ホテル送迎>
★★★★★
投稿者:KyotoMH
参加日:2019/10/26
台北旅行最終日、帰りの飛行機が夕方出発なので金品茶楼の小籠包ランチ付き【貸切】故宮博物院日本語ガイド付き見学ツアーに参加した。ガイドの張さんはガイド歴35年のベテラン、日本語ペラペラ、骨董品、宝石の知識が豊富で博物院の各展示品について興味深い解説をしてくれた。おかげでガイドさんに説明してもらわなかったら一瞥するだけで通り過ぎていたであろう各展示品を興味深く鑑賞できた。例えば翡翠は緑の部分を翠、白の部分を翡と呼び緑と白が揃って翡翠と呼べるのだそうだ。翠玉白菜は他の翡翠展示品と同じくミャンマーの鉱山で出土したもので白の部分に濁りがなく緑の部分が濃いのが宝石としての価値を高め、出土した原石をなるべく削らず自然のままの形を生かして下の土色の部分を根もとにして一つの白菜に仕上げたのが素晴らしいとのこと。キリギリスとイナゴはともに子沢山を意味し、白菜は清潔を意味することからお金持ちは花嫁が嫁ぐ時の持参品として重宝したそうだ。翠玉白菜とともに有名な肉方石は残念ながら台南の博物館に貸し出し中で見ることができなかった。容器の内側に字が鋳込まれ文章が書いてある青銅器、一本の象牙から直径約12cmほどの球体の中に24層もの球体がありすべての層が回転できるという作品など各展示品を一つ一つガイドさんが説明してくれた。約2時間ほどで主な展示品の鑑賞を終えて、金品茶樓へ小籠包ランチを食べに行った。ここのシェフはディンタイフォンから独立、金品茶樓もディンタイフォンと同じく小籠包を売りにしている。私にはディンタイフォンよりこちらの小籠包の方が美味しく感じた。ランチだったからか待ち客はディンタイフォンの夕食に比べてはるかに少なく、我々は予約済みなのですぐに席につくことができた。本ツアーはガイド独占借り切りなので融通もきき気さくにガイドさんとお話出来てとても良かった。張さんは博物院展示品に関してだけじゃなく歴史、宝石、陶磁器などの知識が豊富、博学なのでとても勉強になった。ガイド料を支払った以上の価値あるツアーで、台北旅行最終日のよい記念になりました。
嘉量、計量標準器
象牙の球体、漢字が難しくて作品名は表示できない
金品茶樓の小籠包
白菜の上には緑のキリギリス、対面に白の混じった薄緑のイナゴがいる