このツアーはホーチミンのローカルな雰囲気を味わうことができる貴重な体験ができるツアーだと思いました（滞在した1区付近が思ったよりも都会だったので、旅行前に自分が思い描いていた古い時代のベトナムの雰囲気を感じられました）。

① ヤックラム寺
ホーチミンのベトナム仏教最古のお寺。この宗派の市民は週２回お参りに来るそうです。本堂の仏像をはじめ、歴史的な建造物の中は荘厳な雰囲気に包まれていました。なお、正面から入れない理由は、過去に銅製の仏像の盗難があったそうで、正面の入り口を閉鎖し、わざと入口を遠くしているとガイドさんが裏話を話してくれました。

② 中華街・ベンタイン市場
中華街ではぐるっと色々なお店の外をまわりつつ、ガイドさんおすすめの「プラかご屋」さんに立ち寄り、かごを２つ購入。かごはまとめ買いが基本だが、ばら売りも可能。お店の中で高めのプラかごの方は、値段の割にはつくりもしっかりとしていて、エコバック代わりのお土産としてもおすすめできる（ただし荷物がかさばるので、お土産のスペースがない場合は難しいかもしれない）。
その他、中華街でお店を立ち寄りつつ、ベンタイン市場へ。中華街とベンタイン市場で売っているものはあまり変わりはないそうで、中華街・市場ともまとめ買いが基本（購入する量は多くなるが、通常のお店よりで購入するよりも半額になるそう）。なお、中華街・市場はスリや物乞いもいるので、手荷物にはご注意を（地元のガイドさんでも物乞いに絡まれていたので、観光客はより注意をした方がいいかもしれません）。

③ ティエンハウ寺
1760年に建造された歴史ある中国に起源を持つお寺。印象に残ったのは「巨大な渦巻き線香」と「建物の装飾」でした。300円位を支払い、巨大な渦巻き線香で家内安全を祈願。１週間近く燃えているそうなので、ご利益がありそうに感じました。建物については、柱に龍の彫刻、壁の上側にはストーリーがわかる手掘りの彫刻、天井には絵画など、ところどころで中国文化を感じることができた。また、アオザイを着たモデルさんのような女性が何名か撮影しており、外国の観光客もモデルさんの写真を撮っていました。

④ ヤンシン市場
ヤンシン市場は主にミニタリーグッズを取り扱っており、洋服や防止の他、水筒、弁当箱など戦争の際に利用するものも売ってました。軍隊マニアの人たちにはたまらない品物もあるかと思いますが、私は軍隊マニアではなかったので、買い物はしませんでした。なお、本物の軍服等はあまり取り扱ってなく、レプリカがかなり多いみたいなので、本物の軍服等を購入する場合は、よく見極めて購入する必要があるそうです。

⑤ 骨董品通り
骨董品通りは距離にして200m位しかなく、お店の数もそんなに多くありません。扱っている品物も、壺や置物とかが多く、旅行のお土産としては、あまり適していないため、外からざっと見るくらいで終わるかと思います。

⑥ シクロの乗車
帰りは「シクロ」で乗車して、ホテルへ。約10分程度の道のりでしたが、バイクと車が次々と隣を通り過ぎ、スリル満点でしたが、危ないと思うことは特になく、車からの車窓で街並みを眺めるよりも、こちらの方がゆっくりと街並みを見ることができるので、車やバイクに抵抗がなければお勧めできると思いました。