ジンバラン地区から夫婦で参加しました。ガイドの方は親切で日本語に問題がなく当該地区の歴史からウルワツ寺院のこと、注意事項まで事前にしっかりと説明してくれました。ウルワツ寺院の場所まで道がガタガタと悪いため乗り物酔いする方は薬を飲むなど事前に準備しておいたほうがいいと思います。ウルワツ寺院は遠景で壮麗な寺院やユニークな建築が見れるわけではありませんでしたが、絶景のサンセットや断崖絶壁などの景色を楽しむことができました。ケチャックダンスは間違いなくこのツアーのハイライトです。ケチャックダンスは楽器をつかわず音だけで表現するセリフのない劇のようなもので、口で音を出す人は演者ではないのですが舞台装置として演者とともに劇を作り上げます。事前に配られるストーリーが記載された冊子に、話の大枠が書いてあるので、初見でもどの部分が演じられているかが分かるようになっています。インドネシア語がわからなくてもセリフ自体がほとんどありませんので、音と演者の動きとあとは冊子に書いてある内容を読めば何が起きているか理解できました。途中雨がふってきましたがすぐに雨脚が弱まったためケチャックダンスは続けて上演されました。観客席はぎゅうぎゅうなので雨がふっても傘をさすスペースがありません。準備の良い方は雨合羽を持参していました。12月の雨季に参加したので雨が降ることは予想し傘は持参していましたが、雨合羽までは用意していませんでした。雨季に参加される方で心配な方は雨合羽ももっておくと良いと思います。ケチャックダンス鑑賞のあとはカユマニレストへ向かいます。カユマニレストのディナーは私たちには特別なものとは思いませんでした。インドネシアの伝統的な料理を知りたい・食べたいという方にはよいと思います。前日にインドネシアをすでに食べていたせいもあるかもしれませんが少し味に飽きが来ていましたと思います。また私たちの宿泊先がウルワツ寺院からカユマニレストより近く、ディナーのカユマニレストへいくまでは思ったより時間がかかりました。帰り道もウルワツ寺院からはしばらく悪路なので乗り物酔いをする場合には酔い止めが必要となるでしょう。ディナー場所の近くに宿泊している方や帰り道途中にレストランがある方には良いオプションだと思います。またウルワツ寺院での注意事項です。野生の猿が大量に闊歩しており、旅行者のメガネやサングラスなどを盗んでいきます。盗まれそうなものはバッグに入れるなどの対処が必要です。猿は攻撃こそしてこないのですが、滞在中にも目の前でサングラス、食べ物・飲み物など盗まれる様子を見ました。物陰から突然でてくることもあるので猿が多い場所では注意が必要です。ツアーとしてはケチャックダンスが見れてガイドによる説明があれば十分かと思います。時間に余裕があればジャコウネココーヒーのテイスティング・販売所（コーヒーは有料）へ連れていってくれます。※写真にアップロードしました