カンボジア - 遺跡観光とガイドさんとの出会い
皆さんは、カンボジアという国名を聞いて何を思い浮かべますか。
カンボジア料理や民族衣装はすぐ頭に浮かぶでしょうか。アンコールワットはとても有名ですが、それ以外にも魅力的な遺跡群があることをご存知でしょうか。
今回は、私の初めての「海外一人旅」となったカンボジアのシェムリアップ旅行について書きたいと思います。
私がVELTRAに転職する前の休暇中、前職のシンガポール支社で働く友人を訪ね、その帰りにどこかに寄れないかなあ、と考えていました。「シンガポール帰りで夏服しか持っていないから、、」と考えていた私の頭に浮かんだのは、大学生時代にボランティア活動のために訪れたカンボジア。
当時は小学校や孤児院を10ほど巡り、子どもたちの健気で明るい笑顔に感動ばかりいただいて帰ってきました。10日間滞在していましたが、観光らしい観光はできず、「またいつかゆっくり来たいな」と思っていた場所です。
VELTRAを通して参加したツアーもとても素晴らしかったのですが、担当ガイドさんがとても心に残っているので紹介させてください。
🚙 参加したツアー ① 🚙
【貸切/混載】断崖上の世界遺産!プレアヴィヒア寺院+ベンメリア+コーケー観光ツアー☆嬉しい4WD代金込!<昼食・夕食> | シェムリアップの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)
世界遺産プレヴィヒア寺院と、日本人に人気のベンメリア&コーケーの3つの遺跡を巡る充実ツアー!ここでしか見れな絶景をお楽しみください。嬉しい四輪駆動車代(25ドル)込み!ご予約はこちらから。
◆ 主な遺跡 ◆
コーケー:ピラミッド型建造物が特徴的な、10世紀に建てられた王都です。備え付けられた階段で頂上まで登ると見渡す限りのジャングルと地平線が目の前に広がります。
ベンメリア:構造がアンコールワットによく似ていることから「練習台として作られた」とも言われています。東側に大きな貯水池(バライ)も作られ「ベン・メリア(花束の池)」の名に相応しい寺院だったそう。現在は苔と榕樹(ガジュマル)に覆われ神秘的な雰囲気に包まれています。
プレアヴィヒア寺院:カンボジアとタイ国境にある寺院。4WDに乗り換え山頂を目指します。私が訪れた日はあいにく霧に覆われ見れませんでしたが、断崖絶壁からの絶景は圧巻(のはず)。「プレアヴィヒア」とはクメール語で「神聖な寺院」の意味で、タイ側の呼称である「プラーサート・プラウィハーン」も同じく「神聖な寺院」の意味だそうです。
(左上)(右上)4WDで登った山の頂上にある遺跡「プレアヴィヒア」
(真ん中)(左下)「天空の城ラピュタ」を彷彿とさせる「ベンメリア」
(右下)ピラミッド型の遺跡「コーケー」
🌼 参加したツアー② 🌼
【混載】アンコールワット3大遺跡1日観光ツアー プレループでの夕日鑑賞 アプサラダンスディナーショープラン選択可!<昼食/日本語ガイド/朝日鑑賞オプション有> | シェムリアップの観光・オプショナルツアー専門 VELTRA(ベルトラ)
3大遺跡(アンコールワット、アンコールトム、タプローム)と夕日鑑賞へご案内します。美しいサンセットと神秘的な遺跡を眺望。アプサラダンスディナーショープランや朝日鑑賞オプションも選択可!混載ツアーでおトクに参加いただけます。
◆ 主な遺跡 ◆
アンコールトム(南大門、バイヨン、象のテラス)
タプローム
アンコールワット⬆︎「バイヨン」と「象のテラス」 レリーフひとつひとつにストーリーがあります
(上)「アンコールワット」昼と夕方で違う顔を見せるので、1日に2回訪れるのもいいかもしれません
(右下)夕日鑑賞のため登った遺跡
(左のお店看板)シェムリアップ市内には、カンボジアの方々の職業支援のため、日本ゆかりのショップがあります
very berry:「カンボジア雑貨を世界に!」という日本人オーナーの雑貨屋さん
SUSU:認定NPO法人「かものはしプロジェクト」が立ち上げた、カンボジア特産の「い草」を使用したファッション雑貨屋さん
“SUSU”とはカンボジア語で「頑張って!」の意味
😃 ガイド 😁
今回の旅行で特に心に残っているのは、「ガイドさんとの会話」
今まで友人とばかり行っていた旅行。友人と話し、写真を撮り合い、せっかく参加したツアーの現地ガイドの話を聞くばかりで、あまり会話をする時間を取っていなかった気がします。
今回は一人旅だったので、ガイドの話を聞くのと同じくらい、その方のガイドになったきっかけや今までの暮らしのことをお互いにじっくり話すという貴重な体験が出来ました。
特に2日目のアンコールワットツアーのガイドさん(同世代の男性ガイドです)は、遺跡知識はさることながら日本語もとても流暢でした。2年間独学で日本語を勉強して、貯金を全て費やし日本列島を2週間かけて旅行したそうです。カンボジアの文化のことやご自身のこと、色々話してくれました。正直カンボジアは貧しい国で政府に不満もあり、時々やるせない表情を見せながらも「でも、前向きに頑張るのがいいよね!」と締めくくる彼の笑顔に、新しい環境へ進む不安でいっぱいだった私の胸が奮い立たされ、思い巡らされ、締め付けられたのを覚えています。
「またいつか必ず会いに来たい」と思わせてくれるガイドとの出会いは、絶景、遺跡、食事と同じくらい、もしかしたらそれ以上に価値があることだと感じました。
そしてそんな体験を1人でも多くの人にしていただきたい、少しでもそのサポートをさせていただきたい、と学生時代からの憧れだった旅行業界へ転職することが、改めて楽しみと感じさせてくれたカンボジア旅行、ガイドさんとの出会いでした。
カンボジア - シェムリアップには、アンコールワット以上の遺跡群、絶景、文化が沢山あると思います。日本語ガイドツアーも多数ご紹介していますので、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。