まさにアメリカの象徴！自由の女神を徹底解剖！

「アメリカ」と聞くとどのような景色が思い浮かびますか？

ヤシの木とビーチが美しいロサンゼルス？大都会ニューヨーク？　自由の女神を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？

そんなアメリカの象徴的な景色でもある自由の女神。一体なんのための建物？どれくらい大きいの？どこにあるの？そんな疑問を徹底解説！

自由の女神ってどこにあるの？

自由の女神があるのはアメリカのニューヨーク。タイムズスクエアやブロードウェイの劇場などがあるニューヨーク市の中心部マンハッタンの南側にぽつんとある「リバティ島」に立っています。

マンハッタンからは2.6kmほど離れており、定期運行している観光フェリーでのみアクセスが可能です。マンハッタンから眺めるにはマンハッタンの北端にあるバッテリーパークという公園から眺めるのがおすすめ。フェリーのチケットがなくても十分に自由の女神を眺めることができます。

とは言ってもやっぱり島に上陸して間近で見たい！リバティ島には2019年にオープンした自由の女神に関する博物館やお土産屋さんなども！

自由の女神ってなんのための建物なの？

一言でいうと「フランスからの贈りもの」です。

自由の女神はアメリカの独立を支援したフランスがアメリカ独立100周年を記念してフランス人の募金によって贈呈され1886年に完成した銅像です。その美しさと歴史的な価値が評価され世界遺産にも指定されています。

もともとは銅でできているため、10円玉のような海岸にたてられているため、潮風や雨で参加し緑になってしまいました。

女神の銅像自体の高さは約46メートル、47メートルの台座のうえにたっているため合計の高さは93メートル。近くで見ると圧巻の大きさです。

中は空洞になっており、事前予約で中に入ることができます！チケットは台座までの入場と自由の女神の王冠までのぼることができる２種類。チケットは現地で買うことができず、必ず事前に予約する必要があります。どちらとも数に限りがあるプレミアチケットなので予約はおはやめに！

自由の女神の内部は人ひとりがやっと通れる幅の螺旋階段が何百段も続いています。途中休憩するスペースもあるので自分のペースでがんばってのぼってください！やっとたどり着いた自由の女神の王冠からはマンハッタンの摩天楼を眺めることができます。

自由の女神にこめられたメッセージ

独立＝自由を象徴する女神としてデザインされた自由の女神。モデルは明らかになっていませんがデザインしたフレデリク・バルトルディという彫刻家の母親という説があります。

右手には自由の象徴の松明を持ち、世界を照らしています。左手には鉄板を持っており、アメリカの独立記念日である1776年7月4日がローマ数字で刻まれています。

王冠には7つの突起があり、7つの大陸＝全世界に自由が広がるようにという思いが込められています。また足元には砕かれた鎖、また女神は一歩前に踏み出しています。弾圧や専制政治から逃れ、自由の一歩を踏み出すというメッセージが込められています。

アメリカが「自由の国」と言われるまさにその象徴的なシンボルである自由の女神。

みなさんもぜひニューヨークで、その雄大な姿を感じてみてください！