【 VELTRAR’s 旅インタビュー 】イタリアで観て、作って、食べて飲んで(前編)

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VELTRAは旅の会社。社内には旅をこよなく愛する人、旅を限りなく楽しむ人、旅のエキスパートがたくさんいます。
「VELTRAR’s 旅インタビュー」では社内で聞いてみた旅のエピソードをお届けします。
今回は9月にイタリアを旅してきたタカコさんにお話を伺いました。

   Roma ローマ:観光のポイント

ー 今回の旅は?

9月中旬にイタリアに1週間行ってきました。ローマに4泊、フィレンツェに1泊です。

 

ー 旅先にイタリアを選んだのはなぜですか?

ヨーロッパに旅行で行ったことがなくて、行きたいなと思ったんです。

最初にどこから始めようと考えた時に、私、食べることと飲むことが好きなので、ご飯が美味しいところがいいなと思ったんです。スペインとイタリアが候補でしたが、ヨーロッパ初心者には見どころが多そうなイタリアがいいかなと思い決めました。旅において「食」はとっても大事!今までいろいろなところを旅行しましたが、もう一度行きたいと思った国はご飯がおいしい国です。韓国や、アメリカでもご飯の美味しいサンフランシスコなどですね。

ー 「食」は旅の大きな楽しみのひとつですよね!イタリアではどの街を訪れたんですか?

ローマ行きの往復チケットを手配して、ローマから入りました。
実際行ってみて、ローマは東京っぽくて、世界中からいろんな人が集まっている感じでした。ただ、東京は地域によって特色があり回っていて楽しいのですが、ローマはどこも同じような雰囲気を感じました。



観光スポットはとても混んでました!サン・ピエトロ大聖堂とバチカン美術館は入場待ちの長蛇の列で、事前予約の大切さを感じました。私は周りの人に「予約して行ったほうがいい」と教えてもらい、バチカン美術館とシスティーナ礼拝堂がセットの優先入場チケットを予約したおかげで並ばずに入れましたが、館内に入ると進むのが大変なくらい混んでいました😅


左:バチカン美術館入り口、 右:サン・ピエトロ広場


実は、見学の裏技があり、バチカン美術館から続いて見れるシスティーナ礼拝堂には抜け道的な特別通路があり、そこを通ると直接サン・ピエトロ大聖堂に入ることができます。気をつけないと、バチカン美術館に入った後に順序通りに進むと美術館の出口から出ちゃうんです。一度出てしまうとサン・ピエトロ大聖堂に入る列にもう一度並ばないといけないんです。それが嫌だったので、システィーナ礼拝堂からサン・ピエトロ大聖堂に続く通路を見逃さないよう気をつけて行きました。そうすると、そのあとの美術館の展示はもう見れなくなるのですが、それは諦めて、システィーナ礼拝堂から抜け道を通ってサン・ピエトロ大聖堂に並ばずにそのまま行くことができました。
知らずに一度美術館を出てしまうと並び直さないといけないのでもったいないです!知人からも「絶対に出ないように」とアドバイスされていました。

上左:バチカン美術館、 上右・下左:サン・ピエトロ大聖堂、 下右:サン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロ作「ピエタ像」

ー その裏技は是非知っておきたいですね。世界的に有名なバチカンだけに、とても混雑しているんですね。見学はスムーズにできましたか?

日本語オーディオガイド付きの入場チケットを購入していたのですが、いろいろ解説を聴きながら見ることができて良かったです。

また、イタリアに行くにあたり、歴史が深い国に行くのが初めてだったので、ちゃんと勉強しておいた方がいいかなと。少し知識があった方が旅も楽しい、と友達にも言われました。
そこで、ルネサンスの頃の話を少女漫画風にした「白のフィオレンティーナ」という本を読んでみました。ルネサンス時代に生まれた女の子が画家を目指すストーリーで、ミケランジェロ、ダヴィンチ、ラファエロなどの助けを借りながら画家になっていくという、フィクションとノンフィクションが混ざった話です。なぜこの絵を描いたのか、何に工夫して描いたのか、いつ描いたのかなど美術史的な知識を気軽に学ぶことができて面白かったです。



実際にイタリアで絵を見ると、「本で見たあの絵だ」とか、ミケランジェロの天井画も「これはミケランジェロが背中を反らせながら必死で描いてた絵だ」とか思い出しました。社会の教科書的なのは苦手ですが、この本は面白く読めて良かったです。また、行きの飛行機では「世界一わかりやすいキリスト教の本」を読みました。イタリアは宗教画が多いので、少しでもキリスト教について勉強しておいたら見ていて面白いかなと。やはり、何も知らずに作品を見るのと、知識が多少あって見るのでは違うと思いました。


 

   Roma ローマ:食を楽しむ

ー 旅の前は仕事や日常で忙しかったりしますが、少しでも準備をしておくと旅の面白さが増しますね!ローマでは「食」は楽しめましたか?

ピザやパスタなど定番も美味しかったのですが、ローマで特に美味しかったのは朝ごはんです!

ローマの朝は、スタンドバーでみんな立ちながらコーヒーを飲んでます。イタリア人は出勤前にこういうお店でコーヒーとパンを食べている人が多いです。価格も2ユーロくらいで安いんです。美味しかったのが、ローマ名物の有名なパン「マリトッツォ」。コッペパンみたいなパンの間に生クリームがたっぷり入ってて、フワッフワで美味しいんです!これとカプチーノで3ユーロくらい。ちなみに、イタリア人は朝だけカプチーノを飲み、後はエスプレッソを飲むみたいです。



ー 現地の「食」生活を実感できるのも面白いですね!観光客としてだけではなく、住んでいる人の生活を体験できる機会はありましたか?

ローマ郊外でのお料理教室に参加したのですが、とっても楽しかったです!

ローマからの送迎で郊外に向かいました。最初にマーケットで買い物をしたのですが、色々教えてもらいながら歩き、サラミやチーズを買いました。猫の肉(!)やうさぎの肉とかが原型に近い形で売っています。トマトとか野菜も種類が豊富でした。あと、大きな樽があって、みんな家からボトルを持ってきてジャーと何か注いでいるんです。水かな?と思ったらワイン🍷すごい安かったです!水を飲むようにワインを飲むんだな、と思いました😊



お料理教室は普通の一軒家🏡で行われます。家の後ろはずっと森になっていて、とても気持ちのいいところでした。



着いてすぐに「(ワイン)赤と白どっちがいい?」と聞かれワインを飲みながらお料理教室がスタート!先生もワインを飲みながらw。その後は先生がキッチンカウンターの真ん中にドンドンとワインボトルを置いて「あとはご自由に飲んでね~」という感じです😁お料理はまず、小さなピザとおつまみを作りました。パンの上にソーセージの中身だけ出してチーズを乗せて焼いたり、パスタは手打ちで作りました。あと、ニョッキやラビオリも作りました。



面白かったのが、塩のひとつまみが日本とは全然違うんです。日本だと2本の指でつまむ感じですが、イタリアは5本指でガッととる感じなんです。ひとつまみというよりひとつかみという感じで、塩をたくさん入れてました。ちなみに、ひとつまみを「ピンチ」とイタリア語で言うのですが、「this is italian pinchi〜」と言いながら豪快に塩を入れていました。



お料理教室の参加者は全部で5人くらいでした。フルコースくらいの量を作りましたが、どれもとても美味しかったです!
買い物とお料理含めて4時間くらいで、送迎を含めるとトータルで6時間くらいのツアーでした。



ー パスタから作るなんて、本格的ですね!日本に帰ってきてからも作ったんですか? 

フィリップスから出ているnoodle makerを偶然もらう機会があり、今度パスタを作ってみようと思っています。
イタリアに実際行ってみると、ワインも料理もとても面白くてはまっちゃいました。

私は以前から、旅行に行くとお料理教室に行くのが好きなんです😊バリ島やアメリカでもお料理教室に行きました。
料理前に現地のマーケットに行き、いろいろ説明してもらうのも面白いです。日本だとそこまで材料を揃えるのが難しいけど、現地だといろいろ教えてもらったり本場の味を知ることができるのが楽しいですね!
 



さすが、世界的に人気の観光地ローマ!行列を避ける為にも、事前予約や効率的なまわり方などを活用することが大事なんですね。歴史や文化などについても旅前に少しでも調べておくと、より深く楽しく見ることができるんだなと改めて思いました。
そして、お料理教室では市場で買い物をしたり、いろんな国からの参加者と一緒に本場の味を作るのがとても楽しそうです!
次回はナポリ&フィレンツェの旅についてお聞きします。


 

<この旅で参加したツアー>

ヴァチカン美術館+システィーナ礼拝堂 優先入場チケット事前予約<直前予約に便利!モバイル端末でのバウチャー提示可> | イタリア(ローマ)旅行の観光・オプショナルツアー予約 VELTRA

◇重要!予約時間につきまして ...

本場のイタリア料理を学ぼう!クッキングレッスンinマッツァーノ・ロマーノ<ローマ発> | イタリア(ローマ)旅行の観光・オプショナルツアー予約 VELTRA

皆に愛されるイタリア料理。自宅のキッチンでも簡単に再現できるようシェフがコツを伝授!中世の面影が残るローマ郊外の村マッツァーノ・ロマーノのクッキングスクール兼レストランでシェフ・ファビオ流のイタリア料理が学べます。

 


 

<今回お話を聞かせてくれたVELTRAスタッフ>
タカコさん
Sales - Partner Relation
日々、美味しいお店を探して、食べて飲んで作ることが大好きです。特に旅行先での美味しいものや楽しかった経験は格別。スペシャルな体験を多くのお客様に届けるべく、日々催行会社さまと質の高い商品づくりや、商品の販促に取り組んでいます。

 


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