ハワイはお酒のクラフトがムーブメントに!

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はじめまして。

 

みなさん、ハワイの観光といえば何をイメージするでしょう。

ウクレレの奏でるハワイアンミュージックに

吸い込まれそうなブルーの海とどこまでも続く白い砂浜、

新婚カップルは綺麗な夕日をバックにおいしい料理に笑顔、

友達とわいわいショッピングやおしゃべり。

こんなイメージではないでしょうか。

 

そんなハワイで日本人夫婦がハワイ初の焼酎を作って10年が過ぎ。

一昨年前にひとりの日本人女性がハワイで日本酒を作ると言う企画に、クラウドファンディングで希望額1,000万円を募集したところ約6,000万円もの金額が集まり、ハワイで33年ぶりに日本酒の醸造に着手したことでも話題を集めました。

みなさんが抱くハワイとは少し違ったハワイをお酒というテーマにスポットを当てて、ハワイ在住歴20年、ツアーガイド歴10年のJinがお伝えします。

 

 

アメリカのリカーライセンスのハードルは高い!

 

アメリカは禁酒法時代もあり、お酒の製造や輸入・販売などの免許取得のハードルが高く取締り管轄も逮捕権をもつ特別捜査機関です。

ライセンスはいくつもの種類に分かれますが、

①お酒を作る酒造ライセンス

②レストランなど飲食店でお酒を販売するライセンス

③お酒を輸入するライセンス

等があり、アメリカ人が取得するのと、外国人が取得するのではハードルの高さが違います。

ちなみに比較的取得しやすい②のライセンスでさえ、申請してから受理されるまでに3ヶ月〜6ヶ月の準備期間を経て諮問機関での面接があると言った感じで、①のライセンスを取得するにあたっては、このご紹介する2組がどれくらい気の遠くなる時間や労力をもってこの高いハードルを超えたのか、そんな思いを酒のつまみに、ぜひ現地まで足を伸ばしてください。

 

 

ハワイ初 ハワイ産の焼酎 浪花

 

オアフ島の北側に位置するハレイワの街。

サーフィンの聖地としても有名な「ノースショア」からほど近い街。

都会のワイキキからは最北端に位置するこの街はオールドハワイとも呼ばれ古き良き街の風情をそのまま大切に保っている。マクドナルドの看板は未だ木の看板だ。

そんなオールドハワイの街「ハレイワ」のはずれにポツンと立っているのがハワイ初の焼酎蔵「ハワイアン焼酎カンパニー」

幾度となくテレビやネットニュースにも取りあげられご存じの方も多いと思いますが、今や年間6,000本の焼酎を生産するまでに成長した酒蔵。

 

ハワイ諸島で採れた芋を原料に日本人夫婦が仕込む希少な芋焼酎

本数に限りがあるので必ず事前に申し込みが必要になります。

 

 

所在地 66-542 Haleiwa Rd, Haleiwa, Hawaii 96712

kaloimo.exblog.jp

 

 

33年ぶりに日本酒をハワイで醸造

 

アラモアナショッピングセンターから数ブロック西にあるカカアコエリア。

町全体がウォールアートで彩られたハワイ屈指のフォトジェニックスポット。

ホノルル空港からモノレールの乗り入れ計画が施工され、近年いくつもタワーマンションが建てられ今後もまだまだ発展していく様相のこの街は、クラフトビールを飲ませるバーが多いことでも有名。

そんな町の小さな路地にあるのが「アイランダー・サケ・ブリュワリー」だ。

この新しい酒蔵を立ち上げるために、酒造研究家でもある一人の日本人女性がクラウドファンディングで希望額1,000万円のところ約6,000万円近い金額が集まり、ハワイで33年ぶりに日本酒の醸造に着手したことで注目を浴びたのでご存知の方も多いと思います。

 

 

アイランダー酒造は直営のバーも併設されています。

753 Queen st Honolulu Hawaii 96813

808-517-8188

 

そのほかにもサトウキビからつくるハワイ産ラム酒や、ハワイ産のクラフトビールがオアフ島に続々とオープン。

 

 

コハナ・ラム

 

オアフ島の中央に位置する広大な農業地域クニア。

ハワイに適した産物のひとつであるシュガーケーン(サトウキビ)を生産しこれを原料としてハワイ産ラム酒を製造しているのが、「マヌレレ蒸溜所」

マヌレレ蒸溜所のラム酒のブランド名がKoHana(コハナ)である。

名前の由来はKoがシュガーケーン、Hanaが仕事と言う意味合いから、シュガーコーンがいい仕事をするとのこと。

 

 

クラフトビール・ブーム

 

アラモアナショッピングセンターから数ブロックのカカアコエリア内や、オアフ島東地区全米で最も美しいビーチのある街で有名なカイルアエリアなどオアフ島のクラフトビールはいまムーブメントを迎えている。

「ホノルルビアーワークス」

「アロハビアカンパニー」

「ビレッジボトルショップ」

「ワイキキブリュワーカンパニー」

カイルアの「ラニカイブリューイングカンパニー」では蒸溜所を見学できたりととてもフランクな感じです。

 

 

ちなみに、ハワイでお酒が飲める年齢は21歳からで、アルコール購入する際は必ず年齢を証明する書類を求められます。そのためパスポートなどの身分証明書(ID)を忘れずに持参してください。

 

ハワイのお酒に関する記事、いかがでしたでしょうか。

その酒蔵の歴史やオーナーの想いを知った上で味わうと、また一段と美味しく感じることと思います。

 

ハワイに旅行にいらした時は、ぜひ、ハワイ特有のお酒をお楽しみください。

 

ハワイ在住ドライバーガイドJinさんの紹介ページはこちら

 


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