【 VELTRAR’s 旅インタビュー 】北海道の雄大な自然と食を堪能!(前編)
VELTRAは旅の会社。社内には旅をこよなく愛する人、旅を限りなく楽しむ人、旅のエキスパートがたくさんいます。
「VELTRAR’s 旅インタビュー」では、社内の旅人から聞いた旅のエピソードや体験、おすすめポイントをお届けします。
今回は、6月に北海道を旅してきたスタッフにお話を伺いました。
旅のはじまり
ー 今回の旅は?
6月に北海道の道東に3泊4日で行ってきました。北海道は2回目です。
ー いつもフットワークが軽く、旅に頻繁に行っていると聞きました。旅先はどのように決めるんですか?
旅の行き先を決める方法は2パターンあります。ひとつは、この時期に休みを取ろうと思った時に、時期的にどこがいいか調べて決めます。もうひとつのパターンは、イベントなど「これに行きたい」という目的が初めからあり行き先を決めます。今回は時期がいいかなと思い、北海道を選びました。
行く場所が決まったら、今度はガイドブックなどで下調べをして気になるところをリストアップし、その中で行きたいところを選びます。ベルトラのオフィスにはガイドブックなど旅先を決める材料が豊富にあるので活用しています😊
DAY1:釧路
ー 今回の北海道旅行、下調べで気になるところはありましたか?
調べていて行きたいなと思ったのが、釧路にある釧路和商市場です。
初日は朝早く起きて羽田空港から北海道の釧路空港に着き、釧路市内からシャトルバスで昼頃に市場に行きました。ちょうどお腹も空く頃でした😋
釧路和商市場には名物の勝手丼というものがあります。ご飯だけ入った丼を買い、お店を回って自分でネタを買い集めて丼に乗せていくんです。自分だけのオリジナル海鮮丼を作れます。ご飯だけの専門店があり、サイズと白米か酢飯などを選びます。そして、お店によって売っているネタの種類・新鮮さ・値段が違うので、自分で選んで買い求めます。ホタテは厚みがあり、クジラのお刺身もありました。ネタはどれも美味しそうでつい乗せてしまい(笑)、値段は千円くらいになりました。
旅行において「食」は大事です!せっかく北海道まで来たのだから美味しいものを食べなくちゃ🍴、と。どれも新鮮でとっても美味しかったです。市場にはお土産も売っていますし、屋内なので悪天候でも楽しめます。海鮮を買って自分で炉端焼きみたいに焼いて食べることもできます。
ー 見るからに美味しそうな海鮮ばかりですね。写真から新鮮さと美味しさが伝わってきます!市場の次はどちらに行ったんですか?
次は釧路湿原に向かい、ノロッコ号という釧路湿原を走る観光列車に乗りました。 釧路湿原は7月8月になるともっと緑豊かなハイシーズンになりとても混みます。最近は中国など海外からの人気も高いようです。私が行ったのはハイシーズンになる直前でした。 ノロッコ号は1日に4本あり、午前中の方が人気で混むようですが、私は午後一番最後の列車に乗ったので席も空いていました。木の椅子がありレトロな雰囲気で素敵な列車です。6月でしたが寒くもなく快適な気候だったので、開いている窓から、綺麗な空気と景色を満喫できました。
ノロッコ号を途中下車して見ることができる展望台と遊歩道で緑の釧路湿原を楽しみ、そのまま宿泊する川湯温泉に行きました。
ー 釧路湿原のどこまでも広がる緑がキレイですね!川湯温泉には何か見どころはありましたか?
川湯温泉を選んだのには理由があり、星空鑑賞ツアーを申し込んでいたのですが、残念ながら雨でキャンセルになってしまったんです。ベルトラで扱っていて、以前から良さそうだなと思って見ていたんです。
本当は摩周湖・阿寒湖・屈斜路湖の3つを見て回りたかったんですが、交通機関だけで行くのは厳しくて。諦めて摩周湖だけ見ることにしました。地図で見ると3つの湖の距離は近そうですが、さすが北海道、遠かったです。レンタカーがないと難しかったですね💦
一緒に行った友達とも、この距離だと交通機関だけだと無理だね、という話になり、2日目からはレンタカーを借りることにしました。「借りよう!借りるしかない」と。
川湯温泉での夕食。北海道の豊かな食材がいっぱい!
DAY2:摩周湖~知床
川湯温泉に泊まった翌日は摩周湖の雲海を見るツアーに参加しました。雲海は時期や天候によって見える景色が違うんです。雲海が出る日もあれば、全然出ない日もあります。この日は摩周湖は波が全くなく、鏡のように景色が写り込んでいて美しかったです。雲海はあまり見れなかったのですが、朝日が雲の合間から差し込んでいて、綺麗な景色を見ることができました。
そして、雲海が見えなかったので、優しいガイドさんが硫黄山を追加して連れて行ってくれました🚗
東京では見ない珍しい植物を見ることができました。硫黄にも負けない強い植物ですね。硫黄の匂いもけっこう強かったです。
ちなみに、川湯温泉も成分が強くて、温泉に入っているだけで湯気が目にしみて涙が出てきました😂
6月は花が咲き始める時期で、花が綺麗でした。もう少しして、夏本番になると花はなくなり緑一色になるみたいです。ここで見たタンポポがすごい力強く、背丈もあり、勢いよく生えてました😁
ー 広大な北海道は移動方法もポイントですね。レンタカーを借りてからはスムーズに観光できましたか?
東京へは女満別空港から帰る予定だったので、乗り捨てしなくて済むように女満別まで行ってレンタカーを借りました。
女満別からは一気に知床までドライブしました。人も車も多い東京と違い、運転はすごく楽だったみたいです(ドライバーは友人)。唯一心配なのは、鹿などの動物が出てくることでした。しかし、借りた車には鹿よけの笛がついていたので、そのおかげか全く大丈夫だったんです。この笛は、車のフロント部分やサイドミラーの近くにつけるもので、車が走ると風が笛を通りぬけて人間には聞こえない周波数の音がなるそうです。他のツアーで車に乗った時は鹿に遭遇したので、もしかしたらその車には笛がついていなかったのかな、と思いました。
知床ではウトロにある「夕陽のあたる家」というホステルに泊まりました。昔ユースホステルだった建物をリフォームして、隣にあるリゾートホテルの別館になっています。行ってみたらすごいオシャレでびっくりしました!部屋は個室で綺麗で、キッチンやラウンジが共有スペースになっています。温泉もあります。食事はついていないので、隣にあるホテルのレストランを利用するか、キッチンで自炊することができました。
この建物のすぐそばが夕陽台という、名前どおり綺麗な夕日の名所なんですが、そこに行く必要がなかったです。ホテルのロビーから素晴らしい夕日を見ることができるんです。海と夕日がとても綺麗!
知床に着く時間では市場も終わっているし、お店もネタが切れていると思い、夕飯は途中のスーパーと道の駅で海鮮を買ってきました。フグやムール貝など。鍋や醤油などの基本的な調味料も揃っていて、見事な夕日を見ながら料理ができました。私が行った時はシーズン前なのでホステルも空いていて、キッチンは貸切状態でした。1組だけアジア圏からの旅行客がいましたが、料理をする感じではなかったので、特に交流はなかったです。おかげでキッチン独占😆道の駅やスーパーで食材を探して買ったりするのも楽しく、思わず貝づくしの夕飯になりました。
食べながら夕日の写真を撮ったりできて、とてもおすすめです!宿泊費も手頃だし、スタッフもフレンドリーで面白かったです。
お金をかけずに美味しいものを食べられるのもいいですね。宿もあまりお金をかけたくないし、泊まれればいい、と思って探したらいいホステルが見つかったんです。コスパいいですよ~!1人3~4千円くらいだったと思います。
北海道の豊かな海の幸を、自分で選んで海鮮丼を作る「勝手丼」。そして道の駅で豊富な食材を選び、宿のキッチンで自分で調理する。どちらもただ買うのではなく、体験できていることが、より楽しい思い出に繋がっているように思えました。
そして、やはり北海道の大自然は雄大でスケールが大きいですね!
次回は、知床の旅についてお聞きします。
星空観測ツアー 幻想的な摩周湖の星空を見に行こう<川湯温泉発/弟子屈町> | 釧路・阿寒・摩周の観光&遊び・体験・レジャー専門予約サイト VELTRA(ベルトラ)
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